マンダレー政府は、教育キャンペーン及び禁煙条例のより厳格な実施を通じて、喫煙防止キャンペーンを強化することを誓ったと地域衛生当局高官は述べた。
マンダレー地域公衆衛生局の副局長であるYu Yu Wai氏は、喫煙防止キャンペーンを実施する際の最も効率の良い方法について、中央政府、及び国内外の非政府組織とも協力すると述べた。
12月3日に、マンダレー地域の29郡区の公衆衛生局の責任者及び公衆衛生局関連局の人々向けに、自身の地域でたばこ規制活動を実行する能力を高めるためのトレーニングが行われた。
「2006年にたばこの使用を停止する法律が制定されたが、その実施は非常に弱かった」とYu Yu Wai氏は述べた。彼女は喫煙が国内の非感染性疾患の復活だと非難した。
「これらの病気は主に喫煙が原因で発生する。私たちは人々がその事実を知るよう教育しなければならない」と彼女は述べた。
たばこは毎年800万人以上を死なせている。そのうち、約120万人が副流煙にさらされた結果、死亡している。ミャンマーでは、たばこの使用及び副流煙により年間約6万4,000人が死亡している。
マンダレー地域シャン民族担当大臣のSai Pan Sai氏は、2006年にミャンマーの喫煙及びたばこ製品消費規制法が制定されたと述べた。2011年には、喫煙及びたばこ製品消費規制中央局が組織されたが、法律を実施する強い圧力はなかった。
健康・スポーツ省が単独で法律を実施することはできないと彼は述べた。全ての政府機関及び人々の支援も必要である。
「私たちは州機関と協力して禁煙ゾーンを特定し、観光も支援する」と彼は述べた。
マンダレーでは、バガン、ピン・ウー・ルウィン、マハムニ・パゴダ等の有名な場所に禁煙ゾーンがある。この地域の一部の大学は、同様に禁煙ゾーンとして公表されている。
(Myanmar Times 2019年12月6日版 第2面より