消費財会社がミャンマーの国内納税者の首位に

  • 2020年 2月 28日

内国歳入局(IRD)は今週、2018-2019会計年度(2018-2019年度)の国内の高額納税者リストを発表した。
納税者リストでは、国内の最高額納税者に変更があったことを示している。
納税者リストに基づき、消費者製品及び食品の製造及び販売業者であるEurope & Asia Commercial Co, Ltd(EAC)は、ミャンマーの主要な納税者となり、国の財源に200億チャット以上の税金を納付した。
EACに続いて、複合企業であるMyanma Economic Holdings Publicが200億チャット以上を納税した。
第3位はE-Lanで、100億チャット以上納税した。E-LanはEACの子会社でもある。
納税者リストに挙がった他の会社は、第4位にInternational Beverages Trading、第5位にMyawaddy銀行、第6位にCo-operative銀行、第7位にKanbawza銀行、第8位にMyanmar Winery & Distillery、第9位にAyeyarwady銀行、10位のDenko Tradingである。
1994年に設立されたEACは、消費者製品及び食品の製造及び販売業者である。1994年に貿易会社として設立され、近隣諸国に農業製品を輸出し、中国から消費者製品を輸入している。同社は1996年に事業モデルを変更し、消費者製品の製造及び販売会社となった。
過去15年間で、EACは消費者製品、食品、飲料業界で急速に成長している。今日、EAC製品はミャンマーの消費者の日々の生活に触れており、同社はミャンマーで消費財の製造及び販売の業界大手となっている。
EACは、これまで7年連続で最高額納税者であったKanbawza銀行に取って代わった。この動きは、2017-2018年度の73位からのEACの著しい上昇を表す。
外国部門では、Moattama Gas Transportationが1,000億チャット以上を納税し、高額納税者リストの首位に立った。
第2位にTelenor Myanmar、第3位にTaninthayi Pipeline Company、第4位にMyanmar Yang Tse Copper、第5位にMyanmar Brewery、第5位にUnocal Myanmar Offshore、第6位にNippon Oil Exploration、第7位にPetronas Carigali Myanmar、第8位にVirginia Tobacco、第9位にMyanmar CP Livestockが続いた。
国内の商業税納税者リストでは、Denko Tradingが首位に立ち、第2位にKyaw San、第3位にPT Power、第4位にCity Mart Holding、第5位にAsia Energyが続いた。
外国の商業税納税者では、Telenor Myanmarが首位に立ち、第2位にOoredoo Myanmar、第3位にMyanmar Brewery、第4位にVirginia Tobacco、第5位にGrand Royal Group Internationalが続いた。
(Myanmar Times 2019年12月5日版 第4面より)