CSR

TNY Legal (Myanmar) Co., Ltd.では、「法を通じて社会を良くする」というという経営理念の下、変化の激しいミャンマーにおいて挑戦し続けるとともに、事業を通じて全ての人々と社会に貢献していく事務所であり続けたいと思っています。

「法」はミャンマーで活動する企業、人、全てに適用されます。法を知らないことで不利益を被ることがあり、他方、法を活用することで良い事業体制を構築することもできます。また、法を遵守し、同じルールの下で公平な競争を行う環境を整備することは国の発展にとって重要と考えます。

TNY Legal (Myanmar) Co., Ltd.は法律事務所の先駆者として、未来を見据え、人々の生活や企業活動をより良いものに変え、皆さまと共に発展し続けます。法は単に存在するだけでは意味がありません。たとえ適切な内容の法律であっても、その運用も適切でなければ本来の目的や機能を果たすことができません。また、悪法の場合には内容をその法律の改廃を求める必要があります。そのためには、法律の専門家が厳しく監視する必要があり、多くの人に法律の内容を周知する活動が必要となります。

適切に法律が適用及び運用されることにより、安心した生活をできるようになり、積極的に新しい挑戦もできるようになります。そうした社会の実現に貢献することこそが、当事務所の社会的責任であると私たちは考えます。

当事務所のCSR活動の一環として、次のような活動を行っております。

1.無料法律相談

ミャンマーでは日本と異なり、弁護士会が弱く、活動資金も不十分であるため、プロボノ活動がそれ程多くはありません。他方、資力も乏しく、弁護士に相談する機会がないことから泣き寝入りしている方も多く、そのような状況を少しでも改善できればと考え、ミャンマー人個人及びミャンマーの中小企業の方のみを対象として、毎週水曜に、1回当たり30分まで無料の法律相談を行っております。

2.インターンの受け入れ

ミャンマーにおいてはインターンシップの機会が未だ少ない状況です。また、新卒の方のビジネスマナーや仕事のやり方も不十分な点が多く目につきます。

そこで、法律事務所の存在や活動内容を知ってもらい、社会人としての基本的なマナー等を学んでもらうことを目的として、積極的にミャンマーの大学からのインターンシップを受け入れており、事務所開設以来、合計50名以上(2019年3月時点)のミャンマーの大学生をインターン生として受け入れました。

受け入れ実績校:ヤンゴン大学、ダゴン大学、ヤンゴン外国語大学等があります。

また、日本の学生や社会人の方にもっと海外に出て欲しいという思いを持っております。そのため、日本の学生や社会人の方のインターンの受け入れ実績もございます。また、神戸大学と提携し、当事務所がエクスターン先の1つとして、毎年春休み及び夏休みに3,4名の学生を受け入れております。更に、株式会社リクルートキャリア様が実施されているGLIPの協力企業として、過去に2年連続参加しました。事務所開設以来、合計40名以上(2019年3月時点)の日本の大学生をインターン生として受け入れました。

受け入れ実績校:慶應大学、早稲田大学、京都大学、東京大学、関西学院大学、ESSEC、豊田工業大学、神戸大学等があります。

3.MLDBのヤンゴン大学への提供

ミャンマーでは、日本のように法令データベースが存在せず、六法等も存在しません。そのため、そもそもの法令を探すこと自体に時間を要し、かつ、英訳がない法令も多数存在します。そのような課題を解消するために、当事務所はミャンマー法データベース(http://www.myanmarlawdb.com/law-and-regulation/)を運営しております。
通常は有償での提供となりますが、今後のミャンマーの法曹を担う人材を育成したいとの思いから、ヤンゴン大学の法学修士課程の学生及び同学部の教授に無償で提供しております。