Myat Myittar Monが航空燃料事業への参入を試みる

  • 2019年 12月 26日

ミャンマーでガソリンを輸入し、ガソリンスタンドを運営しているMyat Myittar Mon Companyは、航空燃料又はジェット燃料の輸入、貯蔵、流通の事業に進出したいと、取締役であるWin Myint氏がミャンマータイムズに語った。
同社はすでに運輸通信大臣及び民間航空局に提案書を送付している。
承認された場合、Myat Myittar Mon Companyは、ミャンマー航空燃料部門のNational Energy Puma Aviation Services(NEPAS)及びGolden Myanmar Airlines Public Companyに加わる。
Myat Myitta Mon Companyが航空燃料への進出を希望する主な理由は、National Energy Puma Aviation Services(NEPAS)が長年保持していた独占を破ることにあると、Win Myint氏は述べた。「ミャンマーの航空燃料市場は、公正な競争が必要だと考える。競争が激化すれば、消費者はより適正な価格とより良い品質を享受できるようになるだろう」と彼は述べた。
National Energy Puma Aviation Services(NAPAS)は、2015年に国営のMyanma Petroleum Products EnterpriseとシンガポールのPuma Energyが設立した合弁会社であり、2019年まで国内唯一の航空燃料供給業者であった。
ミャンマー投資委員会の企業リストによると、ミャンマーの航空会社であるGolden Myanmar Airlinesが、ジェット燃料の輸入、貯蔵、流通及び輸送に参加する許可を得たのは4月になってからである。
同航空会社はミャンマーで航空燃料事業を運営し、燃料流通市場で国営の独占を終わらせた初の民間企業である。
ガソリンスタンド及びガソリン貿易ビジネスに20年近く携わっているMyat Myittar Mon Companyは、提案が承認された後国際パートナーからジェット燃料ビジネスを運営する為の技術支援を求める。
(Myanmar Times 2019年10月9日版 第4面より)