在ヤンゴンシンガポール大使館は、今後3年間の警備サービスをExera Myanmarに提供するよう依頼した。
入札価格は3年間の初期期間で478,329米ドル、1年間の延長期間で182,521米ドルとなる。
ヤンゴンに拠点を置くExeraは安全警備サービスプロバイダーで、ミャンマーの消費及び教育分野に投資しているロンドン上場企業Myanmar Strategic Holdingsの100%子会社である。MSHは220万米ドルで、2018年5月に警備会社を買収した。
2018年10月に就任した最高経営責任者のMark Wakeford氏は、同社は全国の他の国際大使館及びNGOにサービス範囲を拡大し続けると述べた。
MSHの最高経営責任者Enrico Cesenni氏は、国内外の投資家は投資と人を保護する必要性をますます認識しており、警備市場の勢いは徐々に高まっているとコメントした。
現在、Exeraはミャンマー全土にある130の現場で1,200人の職員が働いている。同社は2018年3月31日締め事業年度で、未監査収益約400万米ドルを生み出した。
在ヤンゴン中国大使館は、元米軍請負人Erik Prince氏が設立したFrontier Service Group(FSG)を警備のため雇用している。最近、大使館前の警備員がFSGの制服を着ている姿が見られた。
FSGは3月、合弁会社の警備会社FSG (Myanmar) Security Services Co., Ltd.を通して中国をはじめとする外国人投資家に警備サービスを提供し、国を支援するとミャンマータイムズに語った。
ミャンマーで運営している他の国際警備プロバイダーは、IDG MyanmarとAtalian Global Services Myanmarがいる。
(Myanmar Times 2019年5月28日版 第5面より)