ミャンマーのピュー湖をラムサール条約湿地として推進

  • 2024年 7月 30日

国際的な自然保護団体である国際自然保護連合(IUCN)は2024年5月30日、ミャンマーの中心部に位置するピュー湖を湿地の保存に関する国際条約であるラムサール条約の登録湿地として推進していることを明らかにした。

IUCNによると、ピュー湖は2023年11月16日に東アジア・オーストラリア・フライウェイ・パートナーシップ(EAAFP)のフライウェイ・ネットワーク・サイトに選定された後、2024年2月2日にミャンマーで7番目となるラムサール湿地として選定された。
ラムサール条約湿地に選定されるのは、ピュー湖の価値を地域および国レベルで、さらに国際的に重要な湿地として認識させるのに役立つ。

調査結果によると、ピュー湖は主に灌漑用に造られた234ヘクタールの人工恒久淡水湿地であり、絶滅危惧種のホシハジロをはじめ、準絶滅危惧種のメジロガモやクロトキなど、多くの渡り性水鳥にとって重要な生息地になっている。