ヤンゴンの5つ星ホテル「セドナホテル ヤンゴン」売却

  • 2023年 10月 31日

シンガポールの政府系複合企業ケッペル・コーポレーションは、ヤンゴンの5つ星ホテル「セドナホテル ヤンゴン」の売却が完了したと発表した。

 セドナホテルは、同社子会社のケッペルランドが出資する持ち株会社グリーンフィールド・デベロップメント(GDPL)が100%出資しており、5,740万米ドル(およそ86億円)で中国広東省の碧桂園控股に売却した。ホテルの売却について、同社の資産売却計画に基づき、新たな事業機会への投資資金を確保する目的だったと説明した。

 セドナホテル ヤンゴンは1996年に完成したミャンマーで初めての海外資本の高級ホテル。2020年の新型コロナウイルス感染症の流行以降休館しており、スプリング・ブロッサム・ベンチャーズによると、新たな運営事業者を探している段階で営業再開時期は未定だという。