ヤンゴンにある中国所有のカバン工場は突然、中国でのCOVID-19流行による原材料不足が原因で閉鎖すると2月24日月曜日に発表した。
ラインタヤー地区のMya Sein Yaung工業団地にあるLucky Sky Bags工場は、月曜日に閉鎖する前に、ストライキを行っていた一部の労働者に何も通知を行わなかった。
ストライキのリーダーの一人であるMyo Zaw Htay氏は、工場ライセンスの取り消し及び20人の中国人従業員を強制送還させるよう求めた。
「彼らはMya Sein Yaung工業団地への投資に関して7年間の免税を受けていた」と彼はいう。「しかし、たったの11カ月しか運営しなかった」。
642人の労働者を有する同工場は、欧州に輸出するため革製バックを製造していた。
労働者によると、労働者は不公平な労働慣行に抗議するため1月31日から2月11日までストライキを行っていたことにより工場が輸出期限を満たすことが難しくなり、結果としてオーダーの低下につながった。
2月11日に工場と合意に至った後、労働者は仕事に復帰した。
しかし10日後に、労働組合の書記官が理由もなく解雇されたため労働者は抗議し、工場は閉鎖したとMyo Zaw Htay氏は述べた。
工場経営者は労働者に補償金を支払うことを誓った。
Lucky Sky Bagsは、世界中で79,000人以上が感染しているCOVID-19の発生により、過去3週間で閉鎖した3番目の中国所有の企業である。
金曜日にミャンマー縫製製造業協会は、国内の縫製工場の半分近くが中国からの原材料不足が原因で翌月に閉鎖する可能性があると懸念を表明した。
現地の工場で使用される生地、繊維、ジッパーの約90%は中国から来ている。
(Myanmar Times 2020年2月25日版 第3面より)