ミャンマー中央銀行(CBM)は、ミャンマー国内企業の資金調達の一助となるよう、外資系銀行がミャンマー国内に支店を開設することを許可する見込みであるとSoe Thein副総裁が5月17日の記者会見で述べた。
これには、外資系銀行の子会社も含まれる。「私たちはより多くの外資系銀行の支店が適切な範囲で開設するのを許可する予定だ。外資系銀行の子会社も法律に従って許可される予定である」と彼は述べた。
これは、CBMがここ数ヶ月間で現在ミャンマー国内にて営業している外資系銀行13行に新支店開設を許可した後に、国内企業への融資を禁止する制限を解いたことに続く進展である。
国内企業の事業拡大のために融資をより利用しやすくし財務状況の改善に繋げるよう制限が解除されたとSoe Thein氏は述べた。
外資系の子会社は支店よりも多くの機会を与えられる。「外資系の子会社に対してもリテールバンキング業務が許可される。現地銀行として機能する十分な許可を得られる」とSoe Thein氏は述べた。
外資系銀行の既存の支店も子会社として営業することが認められている。
「支店と子会社の違いは、支店は必要に応じて容易に閉鎖できるが、一方、単独で設立された子会社は株式の売却、譲渡又は分割が可能であるという点だ」とSoe Thein氏は述べた。
ミャンマーの民間銀行が合弁事業を設立しようとする場合、外資系銀行は総資本の35%まで投資することも認められる。
(Myanmar Times 2019年5月20日 第4面より)