政府内の汚職は、政府高官に対して注目を集める訴訟を提起したにもかかわらず減少せずに続いていると汚職防止委員会会長は述べた。
Aung Kyi氏は、2018年末現在、政府職員による汚職が大幅に減少したという調査結果は出ていないと述べた。
「以前と同じだ」と彼は4月30日にPyidaungsu Hluttaw(連邦議会)で語った。
第三者を採用し、国内全ての地域と州で2018年10月から12月まで調査を実施したと彼は述べた。
汚職の主な原因には個人的権益と法執行機関の脆弱さだと彼は言った。
2019年のこのような状況下で、彼は政府の汚職防止活動の強化を誓い、汚職防止委員会の効率を改善するために間もなく内部告発者保護法案及び附則の草案を提出すると述べた。
委員会は2018年にそれまでの5倍以上、すなわち10,543件の汚職の告発を受けた。約46件の告発が汚職防止法に基づいて調査され、その他の1,795件が関係省庁、または地域及び州政府に報告された。
公務員法に基づき536件の訴訟が提起されたが、5,268件の告発及び2,824件の書簡には対処できなかった。
委員会により提起され、注目を集めている事件の中には、職権を濫用し贈収賄容疑をかけられているタニンダーリ管区の元首長Lae Lae Maw氏の事件もある。
(Myanmar Times 2019年5月1日版 第3面より)