Memories Groupがヤンゴンで3軒のホテルを買収

  • 2019年 6月 12日

シンガポール上場企業であるMemories Groupが、Myanmar Hotel International Companyの50%の株式を保有しているStrand Hotel Internationalの15.3%の株式を取得した。
Myanmar Hotel International Companyは長期の借地権と、Strand Hotel、Inya Lake Hotel、Hotel G Yangonを開発、運営、管理する権利を持っている。SHILもまた、ミャンマーでボートクルージングを行っているMyanmar Cruise International Ltdの80%の株式を保有している。
観光に従事しているMemories Groupは、Oakframe Investment及びその持株会社である香港上場企業のSun Hung Kai&Coとの間で提案された買収に関する株式購入に合意した。
この取引は、Oakframeに年率5%の表面利率で3年間に319万米ドルの非上場の転換社債を発行することで完全に清算される予定だ。
18.5米セントの転換社債価格は、4月24日にそれぞれ0.09シンガポールドルのMemories Groupの株式の加重平均価格を177.8%超える額を意味する。
ヤンゴン上場企業であるFirst Myanmar Investment Limitedの観光部門であるMemories Groupと昨年1月にシンガポールの証券取引所で取引を開始したシンガポール上場企業であるYoma Strategic Holdingsは、上場して以来、ミャンマーで観光関連の資産を積極的に蓄積してきた。
Memories Groupは昨年、メルギー諸島のボウェ島、ンガマン島、クンピラ島と同様、24棟のヴィラを持つクンピラ島の5つ星ホテルAwei Pilaの開発権を取得した。また、12月にオープンしたモン州のモーラミャインにある72室の3つ星ホテルHotel Suggatiも買収した。
同社は、この買収に現金と株式を資金として合計4,070万米ドルを支払った。
Memories Groupのサービスは現在、バガン、タニンダーリ、カイン、ヤンゴン、カヤーを含むミャンマーの主要な観光スポット7ヶ所で展開している。
ホテル観光省によると、ミャンマーは2018年に355万人を超える外国人観光客を受け入れ、2017年の344万人を超える3.15%の増加となった。
(Myanmar times 2019年4月30日版 第4面より)