取引業者が立ち往生し鰻がクッカイとムセの間に取り残される

  • 2019年 11月 01日

ムセ・スイカ卸しセンターのSai Khin Maung副所長によると、シャン州のクッカイとムセの貿易ゲートの間で、各々10,000キロの鰻を輸送する20台のトラックが立ち往生し、合計で約44万中国元の損失をもたらした。
Goteツインブリッジは2019年8月15日に少数民族武装集団によって損傷を受けたため、トラックはマンダレー→ナウンチョー→チャウメの通常ルートではなく、タウンジー→チャウメ→ラショーを迂回してムセに到着した。
「しかし、トラックはより遠いルートを通る必要があり、戦闘によって進路を頻繁に妨げられるため、到着するためには現在5〜6日間かかるようになった。その結果、車内の鰻は腐敗し始めた」とSai Khin Maung氏は述べた。
「タウンジーを経由するルートは、より多くの時間を要す。当初の計画では、鰻を販売する前に洗浄し、ラショーの冷蔵室で保管する予定であったが、テインニとクッカイ周辺で戦闘が勃発し、ナンパッカー周辺で衝突が続いているため、運送の継続は難しい」と 彼は説明した。
鰻の取引業者によると、少なくとも5台のトラックがクッカイで商品を放棄したり廃棄したりしている。買い手側と売り手側の双方が影響を受け、損失が拡大していると述べた。
「事業の性質上、損失の半分はミャンマー側の鰻取引センターによって支払われる。しかし、取引センターはトラック20台分の損失を補てんする余裕がない。それにより、鰻の生産者にも影響を及ぼす」と彼らは述べた。
(Myanmar Times 2019年8月22日版 第4面より)