保険会社はミャンマーでバンカシュランスを提供することを許可される

  • 2020年 8月 27日

イギリスに本社を置くPrudential plcの子会社であるPrudential Myanmar Life Insurance Limitedは、生命保険ソリューションをミャンマーの顧客に提供するためYoma Bankとのパートナーシップに署名した。
3月5日の発表によると、2社はPrudential Myanmarの貯蓄及び保護製品を全国にあるYoma Bankの支店に流通することをYoma Bankに許可する覚書に署名した。Yoma Bankは43都市に80以上の支店を有する。
同発表は、ミャンマー中央銀行及びマイクロファイナンス事業監督委員会から承認を得た後に保険の販売代理店として運営することを銀行及びマイクロファイナンス機関に許可する2020年指令第2号を含む、3つの指令が保健事業規制委員会(IBRB)により3月4日に発表された後に行われた。
バンカシュランスとして知られるこの慣行は、保険プロバイダーが自社製品のリーチを拡大することに役立つことが期待される。KBZ MSにより委託された調査によると、ミャンマーのバンカシュランスチャネルは、2029年までにミャンマーで計画された保険市場全体が適用された場合、2兆チャット(13億米ドル)に成長する可能性がある。
そのため、2020年指令第2号は業界で長い間待ち望まれていた。これが公開されるまでは、保険プロバイダー2社のみ(KBZ MS、AYA SOMPO)が暫定的にバンカシュランスに従事することが許可されていた。
バンカシュランスに関する指令の発表と共に、保険ライセンス及び保険製品の承認プロセスを規制する2つの指令が出された。
2020年指令第1号では、保険プロバイダーは生命保険及び生命保険以外の商品を提供するために別のライセンスを求めなければならないと規定されている。
2020年指令第3号では、全ての新しい保険商品は保険事業法に従いIBRBからの承認が必要であると示している。毎回、レビューのためにIBRBに提出することができる商品は一つだけである。
2019年11月に、Prudentialは日本の第一生命、香港のAIA、米国のChubb、カナダのManulifeと共に、ミャンマーで完全所有の生命保険事業を運営するためのライセンスを計画財務省から付与された。
保険の自由化はアウンサンスーチー政府の旗艦改革である。彼女の政権は当初、2017年の第一四半期に保険市場を開放することを最初していた。
(Myanmar Times 2020年3月6日版 第6面より)