ヤンゴンにあるMyanma Tourism Bank(MTB)の最初の支店は5月6日月曜日に、観光業を取り扱う会社への財政支援を提供するために運営を開始した。
MTBは2017年に、ミャンマー中央銀行(CBM)により銀行ライセンスを与えられた5つのセクター指定銀行のうちの1つである。同行は公共の観光会社により設立された。
Thein Sein政権の間に始まり、20億チャットが観光セクター促進を支援するためにMTBの資金として調達されたが、関連当局から必要な承認を得ることができなかった。
「観光関連の銀行として、私たちは同セクターへの融資に焦点を置いている。しかし私たちはまた、他の関連セクター及び企業に財政支援を提供することも計画している。私たちはインバウンド及びアウトバウンドの観光ビジネスを支援する」とMyanma Tourism Bankの社長Saw Bo Bo氏はミャンマータイムズに語った。
同行は観光セクターを支援するため、低金利ローンの提供を目指している。
CBMは2019年2月に、借手が担保なしで、16%の利率で融資を利用できるようになるなど担保の要件を緩和した。
担保を提供できる人への貸出は最大13%である。
Myanma Tourism Bankは、借手の事業の性質に応じて融資の延長を決定するとMTBの社長は述べた。
マンダレー、ネピドー及び他の都市での支店は来月開設される予定であると、同行の株主Yan Win氏はミャンマータイムズに述べた。
観光会社への融資の提供に加えて、個人旅行融資を観光セクター発展の支援方法として旅行を希望する人に対して発行される予定である。
ホテル観光省の統計によると、11月末までに2,500以上の旅行及び観光会社があるが、その大半は中小企業(SMEs)である。
観光業界では、事業に巨額の資金を投資することができるホテル経営者、旅行及び観光会社経営者が少数いるが、他の大半は資金調達の困難に直面する中小企業である。
同行はヤンゴンのカマニュ地区、347 Pyay Roadにある。
(Myanmar Times 2019年5月8日版 第5面より)