3月16日にシンガポール証券所に上場するBanyan Treeにより発表された声明によると、Myanmar Treasure Hotel & Resort Group社とシンガポール上場企業Banyan Tree Holdingsは、ミャンマーでホテル管理事業を実施するため合弁契約を締結した。
会社は50対50の持株比率、10万シンガポールドルを初期資本としてシンガポールで新たな会社を設立し、同様にミャンマーに子会社を設立する予定である。Banyan Treeの専門知識を活用することにより、ミャンマー子会社は全国にある17のMyanmar Treasureのホテルを運営する予定である。
Myanmar Treasureは大実業家Tay Zar氏が運営するミャンマー複合企業Htoo Groupでホスピタリティを供給している。
Myanmar Treasureは15の既存ホテル及び2つのパイプラインを保有している。声明によると、それはミャンマーで最大のホテル及びリゾートのネットワークである。2017年に、Htoo Groupの最も象徴的なホテルの一つであったヤンゴンにあるカンドーヂパレスホテルが大規模火災により崩壊した。
合弁会社はヤンゴンにあるMyanmar Treasureのホテル及び観光訓練センターもまた運営する。
Banyan Treeは1994年以来業界での実績を持つ高級リゾート、ホテル、スパ、レジデンス施設の国際的運営者及びディベロッパーである。またニッチなリゾート及びホテルの管理又は所有に関心を持っている。
2019年時点で、Banyan Treeは47のホテル及びリゾート、64のスパ、72の賃貸ギャラリー及び3つのゴルフ場を24か国で運営していた。
(Myanmar Times 2020年3月18日版 第4面より)