商業省(MOC)は、2019年12月31日までに新しい輸出入業者の登録番号を申請しない企業を登録簿から削除し、取引を許可しないとを警告している。
2017年ミャンマー会社法に含まれる規定によると、投資企業管理局(DICA)は、企業にMyanmar Companies Online(MyCo)レジストリシステムへの再登録を要求している。商業省はまた、輸出入業者の登録番号の手続きを会社の登録手続きに合わせて修正した。
既にMyCoレジストリシステムに再登録している企業が輸出入事業を継続したい場合、2019年12月31日までに輸出入登録簿内の既存の番号を新しい9桁の納税者番号に置き換え、再度申請する必要がある。
貿易局もまた、輸出許可を発行するシステムをMyanmar Tradenet2.0にアップグレードしており、2020年1月5日から、DICA、税関、内国歳入局、貿易局、中央会計局などの関連部門が会社情報を共有できるようになるとMOCは発表している。
輸出入業者としてMyCoに登録したが、新しい9桁の納税者番号を申請していない企業は、2020年1月5日以降に輸出入業者登録簿から削除される。事業を継続したい場合は、再申請し新規の輸出入事業者として登録する必要がある。
MOCは2019-20年度に330億米ドルの取引高を目標としている。輸入は輸出を上回ると予想され、その結果、この期間の推定貿易赤字は20億ドルになる。
2019年度初頭の2か月間の貿易額は、前年同期から1億1,000万ドル増加し、輸出が8億ドル増加したため、前年同期の額を既に上回っている。
一方、農業・畜産・灌漑省は、中国への追加の輸出割当及び2020年中に大量のトウモロコシをタイに輸出することについて交渉中である。
この状況が続いた場合、2019年度の貿易額は目標を上回るとMOCの事務次官Khin Maung Lwin氏は述べた。
(Myanmar Times 2019年12月30日 第4面より)