DHLが新倉庫とともにミャンマーでの業務拡大

  • 2020年 1月 31日

契約物流ソリューションの世界的なマーケットリーダーの1社であるDHL Supply Chainは、11月7日にミャンマー初のマルチユーザー型倉庫を開設したことを発表した。
同社はヤンゴンのダゴン・セイッカン工業団地にある施設に約15億8,000万チャット(100万ユーロ)を投資し、2021年までに200人以上の常勤労働者を増やすことを目標としている。
「ミャンマーでの投資は、地域の顧客に一貫して最高の端から端までの物流ソリューションを提供し、成長機会を最大限に活用できるようにするという公約を示している。長年にわたり、ミャンマーを含むインドシナでの著しい成長を目の当たりにしており、顧客のニーズに合わせて提供を拡大している。今日、当社の顧客は、最も高い世界基準に合わせた統合された端から端までのサプライチェーンソリューション一式を提供することを期待している」とDHL Supply ChainのThailand Cluster(タイ、ベトナム、ミャンマー及びカンボジア)のCEOであるKevin Burrell氏は述べた。
倉庫は、主に消費者及び技術部門から拡大する現地の顧客基盤のニーズを満たす。
「サプライチェーン管理の経験及び専門知識は、世界的に現地の事業環境及びその独特の文化に対する深い理解と結びついており、顧客の要件に関する詳細な知識を構築し、ミャンマーでの業務を最適化するための完璧なプラットフォームを提供する」とDHL Supply Chain MyanmarのカントリーマネージャーであるShisanupong Pitidhanyasawasdi氏は述べた。
DHLは、1982年に速達便部門で初めてミャンマーに参入し、サプライチェーン部門及びグローバルフォワーディング部門を活用した幅広い物流ソリューションを含むために契約引受高を拡大した。DHL Supply Chainは、ミャンマー投資委員会から投資許可を取得した唯一の100%外資系物流会社である。
DHLは、物流業界の世界的ブランドであり、国内及び国際的な小包配達、eコマースの配送及びフルフィルメントソリューション、国際速達便、道路、航空、海上輸送から産業サプライチェーン管理に至るまで、物流サービスを提供している。
(Myanmar Times 2019年11月13日版 第5面より)