ミャンマー汚職防止委員会(ACC)が100名以上の新しい職員を採用する予定であると発表した。
25名の副捜査官、30名の補佐捜査官、80名の副補佐捜査官を採用する予定である。
ACCには現在、他の行政府の部門から異動した300名の職員が在籍している。
「我々は委員会に新しい血を入れようとしている」と委員会広報担当者のKyaw Soe氏はいう。
30歳未満の新卒者の応募が推奨されている。申込者が現職公務員の場合、年齢制限は35歳に引き上げられる。
Kyaw Soe氏によれば、ACCは選任した者のための訓練を手配し、選任された者は最低でも5年間は委員会で働くという契約に署名しなければならないという。
委員会の本部はネピドーにあり、ヤンゴンとマンダレーに2つの支部がある。
ACCは近年、タニンダーリ管区の元州首相、ヤンゴン管区の検事総長、食品医薬品局の局長などの高官に関する事件で脚光を浴びている。
委員会は、2014年の設立以来1万件以上の告発を受けているが、46件しか起訴していないと批判されている。
ACC委員長であるAung Kyo氏は委員会を擁護し、ACC は限られた人的資源、スキル、経験の中で最善を尽くしたと述べた。
「委員会は、事例に応じて1名のリーダー及び10名から15名の職員を配置する必要がある。そして、各事例は適切な捜査に数ヶ月かかる場合がある。現在の状況では、一度に5つ以上の捜査グループを送ることはできない。そのため、組織の強化を検討している」とAung Kyi氏は述べた。
(Myanmar Times 2019年7月30日版 第3面より)