ミャンマーで物流業を営むEver Flow River Group Public Company (EFRグループ)は2019年中にヤンゴン証券取引所(YSX)に上場したいと同社会長のKyaw Lwin Oo氏がミャンマータイムズに明かした。それが実現した場合、2016年にYSXが設立されて以来6社目の上場企業となる。
EFRグループは自社の物流設備の開発に必要な資金を確保するための手段を改善し、長期的にその評判及びコーポレートガバナンスの基準を確かなものにするために上場を目指しているとU Kyaw Lwin Ooは述べ、「物流会社もYSXに上場されるべきだ」と彼は付け加えた。
EFRグループはミャンマー国内最大の物流会社のひとつであり、1996年に設立された。同社は貿易業、農業、製造業、ホテル業、観光業の5つの業界で事業を手掛けている。
同社によると、子会社7社、関連会社1社、合弁会社2社からなり、600名以上の従業員を抱えている。
2018年、EFRの子会社であるHlaing Inland Terminal and Logistics Companyは4,600万米ドルをヤンゴンの内陸ターミナル物流センターに投資する計画があると発表した。40エーカーのプロジェクトは物流センター、保税倉庫、内陸コンテナ倉庫及び7階建てのオフィスビルからなる。
同社によれば、同施設はラインタヤー地区のShwe Lin Ban Industrial Zone近郊に位置し、貨物船及びトラックでのアクセスが可能である。
現在は、2018年2月に上場されたFirst Myanmar Investment Co、Myanmar Thilawa SEZ Holdings、Myanmar Citizens Bank、First Private Bank及びTMH Telecomの5社がYSXに上場されている。
(Myanmar Times 2019年5月21日版 第4面より)