建設省(MOC)によると、提案されたヤンゴン高架道路の第一段階は2020年7月に建設を開始する予定である。
同事業は3年以内に完了することが予想される。
同省はヤンゴン管区政府と共に、ヤンゴン高架道路(YEX)事業のため官民パートナーシップモデルを採択した。同提案は、商業都市の渋滞緩和及び企業と社会との連携向上を試みる現政権下の優先事項である。
高架道路事業は、ヤンゴン港とティラワ特別経済特区を含むヤンゴン南部と、ヤンゴン国際空港、ミンガラドン工業団地、ヤンゴンマンダレー間の高速道路があるヤンゴン北部を結ぶ47.5Kmの4車線の高架道路を含む。
YEXの第一段階では、27.5Kmの4車線の環状道路でヤンゴンの東部及び西部、ヤンゴン国際空港を結ぶこととなる。
5月2日木曜日に、MOCは投資家向けの事前入札会議を開催し、入札提案のために6月に事業提案書を提出する必要があると発表した。
獲得した共同事業体は7月又は8月に発表される予定である。
建設省は先月の5月に、国内外の企業に対し関心表明(EOI)の提出の呼びかけを開始した。
2018年12月に、MOCはYEXの第一段階の事前資格を得た入札者として10の国内外の共同事業体を選出した。
フランスと中国通信建設会社が実施するVINCI高速道路、ミャンマー、タイ、日本及び中国から成る共同事業体及び合弁会社が、事前資格を得た入札者として選出された10社に選ばれ、特に中国企業4社が候補に含まれている。
(Myanmar Times 2019年5月9日版 第4面より)