【ミャンマー】海外就労、書類の整合性が出国影響=労働省

  • 2024年 8月 21日

ミャンマー労働省は2024年8月14日、海外で働くためには海外就労者用パスポートと海外労働許可証「スマートカード」が必要だとあらためて通達した。両書類がそろっていれば空港や国境検問所での出国手続きが「スムーズになる」と指摘した。
 海外での就労を希望する労働者には労働局での登録が法律で義務付けられており、出国前にスマートカードを取得しなければならないと説明した。  
海外で働くための正規手続きには時間がかかり、若者の間では訪問用パスポートを取得して出国を急ごうとする機運が高まっていた。しかし、労働省は、訪問用パスポートの保持者が海外で就労し、トラブルに巻き込まれた場合、当局ができる支援に限りがあると警告した。