韓国・ミャンマー工業団地の土地区画賃貸が1月に開始する

  • 2021年 5月 25日

ヤンゴンの韓国・ミャンマー工業団地(KMIC)の土地区画申請が、2021年1月20日に開始する。
同工業団地はヤンゴン管区のレグ―地区に位置しており、合計500エーカー以上の面積を有する。KMICは、ミャンマー政府と国営のKorea Land and Housing Corporation (LH)の合弁事業であり、ミャンマーは韓国政府による財政援助を受け、投資家に政府所有の土地、電力、水、運輸インフラを提供し、施設を設立する。
KMIC土地区画の賃貸の価格帯は、1スクエアメーターあたり69.3米ドルから75.6米ドルである。土地区画の最初の転貸期間は、2069年12月22日までである。最初の転貸期間が満了すると、投資家は2回の10年間の転貸延長の選択肢が与えられる。
COVID-19により、投資家はオンライン土地予約システムを介して区画を選択することができ、これはミャンマーで初めての試みである。
KMIC開発会社によると、全てが賃貸されれば、KMICは556エーカーの面積に135の国際企業を収容できるようになる。工業団地は不断の電力供給を確保するために独自の発電所を有し、上下水処理施設、ヤンゴンーマンダレー高速道理に直接接続する4車線の道路を有する。
KMIC簡易サービスセンターが、関連当局からの様々な許可及び承認の取得手続きを円滑にするために設立される。
工業団地の第一段階の建設は、パンデミックにより作業が中断された後、今月再開する。建設は24カ月かかり、開発には2,700万米ドルが投資される。
第2の工業団地もまた、レグ―地区で開発されている。ミャンマーシンガポール工業団地は7月にミャンマー投資委員会から承認を得ており、現地パートナーとの合弁会社の下、シンガポール上場企業Sembcorpにより開発される。
合弁会社は産業、住宅及び商業目的で436ヘクタールの土地を賃貸する。Sembcorpによると、合弁会社は市場の需要に沿って9年以上かけて開発される工業団地のマスター開発を担当する。
(Myanmar Times 2020年12月15日付オンライン記事より)