Capital Taiyo Life InsuranceとMyanmar Citizens Bankは、ミャンマーで生命保険を提供するため提携すると発表した。
Capital Taiyo Life InsuranceとMyanmar Citizens BankはMCBの支店ネットワークを介してバンカシュランス商品を提供するため、6月29日に契約を締結したと8月21日金曜日に発表した。
同契約により、Capital Taiyo Life Insuranceの生命保険商品の販売、流通、促進、マーケティングがMCBの顧客にもたらされる。
バンカシュランスは、銀行と保険会社が銀行の支店を介して様々な保険商品を販売するために協力する事業モデルである。
「私たちの強みを活かした新たな事業の開始は、新たな価値を双方にもたらすと確信しており、今後の発展を楽しみにしている。本パートナーシップの中心となるのは、顧客の保険商品のニーズを満たす商品及びサービスを提供することにより、MCBの顧客の満足度を高めることである。この新たな協力を通して、私たちはミャンマーでの市場の存在感を大幅に高めることを望んでいる」とCapital Taiyo Life Insuranceの最高経営責任者Yan Paing氏は述べた。
今年初頭に計画・財務・工業省下の保険事業規制委員会(IBRB)は、銀行及びマイクロファイナンス機関が保険商品の販売代理店として営業することを許可する指令を発行した。
「Capital Taiyo Life InsuranceとMOUを締結したことで、Myanmar Citizens Bankが生命保険の販売を実施する9カ月のパイロット事業が開始される。政府の指令により銀行は、1行あたり生命保険会社2社とパートナーシップを締結することが許可され、Myanmar Citizens Bankはパートナーの1社としてCapital Taiyo Life Insuranceを選んだ」とMyanmar Citizens Bankの最高経営責任者Godfrey Swain氏は述べた。
ミャンマーの保険会社は、バンカシュランスは大きく成長し、将来主要な販売チャネルになると見ている。
ヤンゴン証券取引所に上場している1992年に設立されたMyanmar Citizens Bankは国内で最初の民間商業銀行の一つであり、国内26の地区に約50支店がある。
Capital Taiyo Life Insuranceは、2013年に設立された国内生命保険会社Capital Life Insuranceと日本の大手生命保険会社のうちの1社である太陽生命保険会社との合弁企業である。
(Myanmar Times 2020年8月24日付オンライン記事より)