Fintechのスタートアップがリーチを拡大するために手を取り合う

  • 2020年 8月 24日

Mother Finance社とNearme Digital Services社は2月28日に、Nearmeの代理店及びパートナーのネットワークにクレジットを提供するために協力協定を締結した。
モバイルアプリを通して顧客に小規模ローンを提供する非銀行金融機関のライセンスを持つMother Financeは、無担保SMEローンをNearmeに提供する予定だ。
Nearmeは現在、全国で50,000以上のパートナー店舗を有する。借り入れ可能最大額は500ラックであるとMother FinanceのCEO Theta Aye氏は述べた。
Nearmeの代表取締役社長Linn Htike Aung氏は、「SMEsは経済に多大に貢献しており、これは最新のデジタルテクノロジーを使用することにより急速に彼らの成長を手助けする素晴らしい方法である」と述べた。
Nearmeは税金、公共料金だけでなく、航空券、バスのチケット他70以上の他の製品の支払及び購入を行うことをユーザーに可能にするモバイルアプリケーションである。ユーザーは通常近隣のコンビニ及び他のNearme代理店及びパートナーで現金で支払いを行う。
Mother Financeにとって、同契約はローンの提供をNearmeのSMEネットワークに拡大し、代理店及びパートナーから貴重な取引データを収集する機会を表している。
「私たちは個人、雇用されている個人及び自営業の個人、並びにSMEsに、モバイルアプリプラットフォーム上で担保なしのデジタルローンを提供している。私たちはミャンマー内の各州及び管区で顧客にサービスを提供している。Nearmeに当社のサービスを拡大することで、彼らのネットワーク内の代理店及びパートナーの取引データを収集しやすくする」とTheta Aye氏は述べた。
現在、Mother Financeの顧客はCity Express、Oasis、Denko Mini Mart、Lugyimin、Ecity Phone outletsを含む50,000以上のNearmeパートナー店舗を通してローンの返済を行うことができる。
Mother Financeは2018年7月に、ミャンマーで初めてeverモバイルアプリベースのデジタル融資プラットフォームを導入した。
(Myanmar Times 2020年3月3日版 第5面より)