ミャンマーの物流会社Ever Flow Riverが3月20日に上場

  • 2020年 8月 20日

2月28日の現地証券取引所による発表によると、Ever Flow River Group公開会社(EFR)は3月20日にヤンゴン証券取引所(YSX)に上場する承認を受けた。
YSXで6社目となる上場は、証券取引法第41条(c)及び証券上場事業規制第7条及び8条に基づいている。株価は3月19日に発表される予定である。
EFRは海運業、航空貨物、倉庫、コンテナ輸送化及び流通を含む物流サービスを提供する。Kyaw Lwin Oo会長により1998年に設立された。
同社は国家物流マスタープランの下、国の物流インフラへの投資及び発展を計画しており、最近は物流への注力を強化するために再編された。
EFRは、ヤンゴン及びマンダレーでの2つの主要事業の実施を優先する。
ヤンゴンの事業は、Hlaing Inland Terminal & Logistics Centre社の下実施される。EFRの子会社は昨年、ヤンゴンにあるShwe Lin Ban工業団地付近にある内陸ターミナル物流センターに、4,600万米ドルを投資する計画を語った。40エーカーの同事業は物流センター、保税倉庫、内陸コンテナ倉庫及び7階建てのオフィスビルで構成される。
同社はまた、国家物流マスタープランに沿ってマンダレーにあるEver Flow Riverの物流及び流通センターを発展させている。
目論見書によると、2017-18会計年度での300万チャットの損失に反して、再編後、EFRは2019年3月31日締めの会計年度で100億チャット以上の収益を記録し、同期間中に20億チャットの利益を得たことを報告した。
目論見書によると、Kyaw Lwin Oo氏は上場後、会社の株式の最大約29%、580万チャットを有することとなる。
2019年6月の株式引受契約書に基づき、Chang Yang Development社は1株あたり2,500チャット、計43億チャットでEFRの170万株式を引き受けた。
Chang Yang は上場後の株の塩漬け期間の対象となり、EFR又はYSXにより定められている期間に関して引受株式を売却又は譲渡することを制限されると目論見書に記載された。
EFRの上場は、外国人がYSXでの株式取引ができるようになることが期待されている時に行われる。ちょうど先週、ミャンマー証券取引委員会のメンバーであるHtay Chun氏はミャンマータイムズに、外国人がYSX企業株を売買できるようになる時期の詳細は3月に発表され、同じ月に取引は許可されるだろうと語った。
2019年7月にSECMは、外国人個人及び現地で登録されている企業がYSX上場企業の株式最大35%まで投資することが許可されると述べたが、日付は明記されていなかった。
現在YSXには5社が上場している:First Myanmar Investment、Myanmar SEZ Holdings、 Myanmar Citizens Bank、First Private Bank、2018年2月にYSXに上場したTMH Telecom。
Danyingone卸売市場を建設したMyanmar Agro Exhange公開会社及び水力エンジニアリング会社であるGreat Hor Kham社の2社もまた、YSXへの上場を試みているとミャンマータイムズは理解している。
他の会社であるMyanmar Agribusiness公開会社もまた2020年以降YSXへの上場を計画していると述べた。
現在の段階では、YSXは4億米ドル以上の時価総額を有している。YSXは2015年12月に開始し、取引は2016年3月から開始された。
(Myanmar Times 2020年3月2日版 第4面より)