ミャンマーの裁判所は5人の活動家と労働者に対して違法集会を開いたとして罰金を科す

  • 2020年 6月 16日

ダゴン地区裁判所は2月11日、1人の活動家及び4人の労働者に対し、違法集会を開き国の平和的集会及び平和的行列法に違反したとして有罪判決を下した。
労働権利活動家のMow Sandar Myint氏及びNature縫製工場の4人の労働者は、24日間の懲役又は30,000Ks(20.6米ドル)の罰金を処せられた。
5人合計で150,000Ksの罰金を支払ったとMoe Sandar Myint氏はいう。
「私は刑務所に行き罰金を支払わないつもりだったが、労働者がそれを希望しなかったので罰金を支払った」と彼女は述べた。「私は、実際は被害者である労働者を罰する司法に怒っている」。
5人は、労働権利及び雇用契約への違反の疑いに抗議する工場労働者のストライキの後の昨年11月に逮捕された。抗議者たちは、自動車が出入りするのを防ぐため工場の正門を封鎖した。
工場管理者は5人に対し、違法集会を行ったとして起訴した。
「私たちは政府からの支援を求めていたが、何も得られなかった」とMow Sandar Myint氏はいう。「労働者は11月の選挙で、同政府に投票するかどうか再検討する必要があるだろう」。
(Myanmar Times 2020年2月12日版 第3面より)