元労働官及び2名の共犯者が汚職容疑に直面

  • 2020年 1月 27日

反汚職委員会は2019年11月7日、タイの元労働官及びタイ在住の2人のミャンマー人に対して贈収賄罪を申し立てたと述べた。
ヤンゴンの北ダゴン警察署で11月6日に提起された容疑で、告訴代理人は上記の3人が要望書に署名することと引き換えに12の企業及び16の海外雇用機関から96万1,600バーツ(4,813万ミャンマーチャット/3万2,000米ドル)を受け取ったとして告訴した。
告訴代理人は、San Maung Oo氏が2017年6月から2019年8月まで労働官職に従事している間、その地位を悪用し、賄賂を要求しているという情報を受け取ったと言った。
告訴した企業に事情を聴き、書類を押収し、ミャンマー中央銀行に銀行口座を確認し、疑惑を調査する組織を結成したという。
また、タイの銀行口座に関する情報を含む証拠を収集する際にタイ当局の助けを求めた。
告訴代理人によると、容疑者は要望書への署名に便宜を図った後、12社から57万4,300バーツの賄賂を受け取った。また、16の外国人雇用機関から38万7,000バーツを受け取った。
更に、San Maung Oo氏の2人の共犯者に対する告訴も行った。
(Myanmar Times 2019年11月1日版 第3面より)