政府は東南アジア諸国連合によって設定された基準に沿った有機食品の安全な生産と輸出の為のガイドラインを作成したと大臣が述べた。
天然資源環境省のOhn Win氏は、農家は有機作物を栽培する為にガイドラインに従うべきだと述べた。
「専門家と何度か話し合った後、ミャンマーの有機食品ガイドラインを東南アジア諸国連合(ASEAN)の基準に基づいて作成した」と彼は2019年10月16日にネピドーで行われた世界食料デーにおいて語った。
農作物を有機栽培として認定することを希望する農家は農務省に申請することができると農業・家畜・灌漑省の次官であるMyo Tint Tun氏は述べた。
「栽培者がガイドラインに従っていることを確認する為には、最初の段階から作物が収穫されるまで有機食品を監視する必要がある。その後、最終確認を行い、証明書を発行する」と彼は言った。
一部の外国組織は有機農作物を認証しているが、農務省がこのような証明書を発行するのはこれが初めてである。
農家がコストを下げられるほど十分な生産はできないので、多くの労働力を必要とする有機農作物は高価である。
非有機作物は化学肥料と農薬を使用して生産される為、大量生産が容易である。
一部の農家は有機作物を生産しているが、商業生産への移行に問題がある。
「私達が育てた作物は自分で消費している。それらを商業化するのは市場がない為、容易ではない。非有機作物と競争しなければならない場合、有機農家は負けるだろう」とネピドーのピンマナ地区のNay Myo氏は言った。
専門家は化学肥料で栽培された商業作物は健康上の問題を引き起こす可能性があり、有機作物がより健康的だと言う。
(Myanmar Times 2019年10月21日版 第3面より)