商業団体はダブルキャブトラックに対する課税の合理化を求めている

  • 2020年 1月 07日

ミャンマー自動車製造販売業者協会(MAMDA)はMyint Swe副大統領にダブルキャブトラックを商用車として分類し、車両の分類による課税を統一するよう要請した。
MAMDAは、ミャンマー商工会議所連合会(UMFCCI)において2019年10月19日に開催された、副大統領および民間企業が率いる開発委員会の定例会議で要請を行った。
関税局は現在、商品分類の際に国際標準化された統計品目番号(HSコード)システムによりダブルキャブトラックを商用車と分類することで、ダブルキャブトラックの関税を低く定めている。一方、道路輸送管理局はダブルキャブトラックを私用車として分類し、異なった税率で課税していると、MAMDA副議長のZaw Htike Aye氏は述べた。
また、コンプリービルドアップ方式(CBU)又はセミノックダウン(SKD)方式で生産された車両の間に税率の差が存在しないと付け加えた。
MAMDAはセミノックダウン(SKD)又はコンプリートノックダウン(CKD)方式で生産され、公共輸送に使用されるトラック及びバスの組み立て業者に対する関税及び商業税を削減し、セミノックダウン(SKD)及びコンプリートノックダウン(CKD)の生産を高める為の自動車製造工業地帯の設立を提言している。
また、協会の役員は政府公用車の購入についても国内で組み立てられたセミノックダウン(SKD)及びコンプリートノックダウン(CKD)車の優先を提言している。
投資は主に、乗用車に焦点を当てた国内の自動車製造部門に流れている。トラックとバスを組み立てているのはほんの数社だけだと、彼は言う。
(Myanmar Times 2019年10月22日版 第5面より)