日本生命、ミャンマーのGrand Guardian Life Insuranceの35%を購入

  • 2019年 8月 28日

日本生命保険がミャンマーのコングロマリットであるシュエタウン開発の傘下にある保険会社の株式の35%を購入し、未開発の市場に参入する。
日本の大手生命保険会社は、2019年6月28日にGrand Guardian Insurance Holding Public Co.と、生命保険部門であるGrand Guardian Life Insurance Co.の株式を2,100万米ドルで購入することに合意したと述べた。
日本生命は関連規制当局の承認を条件として9月から10月の間に取引を完了する予定であり、合弁会社Grand Guardian Nippon Life Insurance Co.,へ名称を変更すると発表した。
日本生命は保険市場発展の初期段階で市場開拓するための合弁会社設立を目的とし、4月にGrand Guardian Insurance Holdingとの合意に至ったと述べた。
Grand Guardian Life Insuranceの他、Citizen Business Insurance、First National Insurance、Capital Life Insurance の3社の海外生命保険会社がミャンマー国内パートナー企業との合弁会社設立を申請した。 4月には、Prudential(イギリス)、第一生命(日本)、AIA(香港)、Chubb(アメリカ)及びManulife(カナダ)が完全所有の生命保険子会社を設立する権限を与えられた。
ミャンマーは国営のミャンマー保険会社による半世紀近くの独占の後、国内民間保険会社にライセンスを付与することにより、2013年に保険部門を開設した。
政府は1月に外国企業に対する保険部門の開放を発表し、保険会社における株式について最大35%の所有権を認めた。現在、海外並びに国内の生命保険会社及び損害保険会社合計297社がミャンマーで事業を展開する予定である。29社のうち17社が生命保険を提供する。
(Myanmar Times 2019年6月25日版 第5面より)