9つのピンルーウィンコーヒー農園が、4月26日に農業生産工程管理(GAP)認証を取得したと農業・畜産・灌漑省(MOALI)管轄下である農業局のダイレクターMyint Swe氏はいう。
9つのコーヒー農園はSi Thar Green Land 1及び2、Mya Myanmar、ピンルーウィン、マンダレー、モゴックにあるCreation Myanmar、マンダレーモゴック地区のYamonar及びAung、シャン州Nawngcho地区のMoe Htetである。
認証は、近時アメリカ等の国際市場で需要が高まっているミャンマー産コーヒーに対する国際消費者の信頼を高めることが期待される。
GAP推奨を得ることで、ミャンマーのコーヒー生産者の市場拡大を支援し、豆の価格を引き上げる良い機会を与えるだろう。
「GAP所有者は、製品が有害な化学物質無しで作られているという安心感を消費者に提供する。これは消費者に更なる安心感を与える」とMyint Swe氏は述べた。
ミャンマー隣国を含むいくつかの外国がミャンマーで発行されたGAP認証の受け入れを始めており、GAP認証コーヒー農園で生産されたコーヒーは、外国市場でさらなる市場シェアを享受することができるようになる。
これは、以前は検査なしでミャンマーコーヒーを購入していたが、現在は生産者に認証の有無を尋ねるようになった中国を含む、輸入する製品に対する購入者の意識が高まっている時期に来ているとMyint Swe氏は述べた。
ミャンマーは2016年以来、コーヒーを含む15種類の作物に対するGAP認証の発行を開始した。認証は、耕作から収穫の段階までの農業や作物の状態に基づき付与される。また環境への悪影響を考慮するだけでなく、生産者のコミュニティー周辺の生活環境向上のための能力についても考慮される。
これまでのところ、1,538の訓練セッションが提供されている。MOALIによると、合計253のGAP認証が2016年以来発行されている。
(Myanmar Times 2019年4月29日版 第5面より)