ヤンゴン証券取引所(YSX)にまだ上場していない公開企業の株取引を目的とした第2部証券取引所又は事前上場委員会の設立の関する承認が下りたとYSXの上級幹部Thet Htun Oo氏は9月28日の記者会見で述べた。
YSXは、大統領府、計画・財務・工業省及びミャンマー証券取引委員会から第2部委員会の承認を得た。
非上場の公開企業が第2部委員会に参加するための7つの基準のリストが確立された:公開企業としての資格、最低100名の株主がいること、監査が終了した財務諸表を有し税金を遵守していること、マネーロンダリング禁止及びテロリズムへの資金供与の撲滅に関する証券取引所及び規制監督枠組に遵守していること。全ての株式証明書は、電子フォームに転換する必要がある。
第2部委員会の目的は、非上場公開企業が拡大に必要な資金調達を可能にし、最終的に第一部であるYSXへの上場基準を満たすことができるようにすることである。これは、ミャンマーへのより多くの資金流入を促進するとThet Htun Oo氏は述べた。
「COVID-19の拡大により、事前上場委員会の正確な立ち上げ時期を述べることはできないが、1年以内だろう」と彼は述べた。
ミャンマー会社法の下では、260社以上の公開企業が登記されている。このうち6社のみがYSXに上場している。
これら企業のほとんどはYSXへの上場に必要な17の基準を満たしていない。そのため、事前上場委員会がこの隔たりを埋めるためにより多くの企業を育成することが期待される。
(Myanmar Times 2020年9月29日付オンライン記事より)