「ヤンゴン地域政府は交通事故や犯罪を防ぐため、違法なバイクに対する新たな取り締まりを始める」と地域大臣であるNilar Kyaw氏は7月11日に議会で語った。
国会議員であるNyein Chan Aung氏は地域政府に対し、ヤンゴンのバイク制限区域におけるバイクの取り扱いについての政府の計画を質問した。彼はまた、バイクに関連した交通事故と犯罪のヤンゴンにおける発生件数についても質問した。
「バイクによる交通事故と犯罪の増加がヤンゴンで報告されている」と地域政府は回答した。
「一般の人々は31地区においてバイクの使用が違法であると警告を受けている。私たちもバイクの運転手を逮捕してきている」と電気・産業・運輸・通信地域大臣であるNilar Kyaw氏は言った。
バイク関連の事故が2018年に664件報告され、184人が死亡、894人が怪我を負っている。
2019年の最初の5ヶ月だけでも265件のバイク関連の事故が発生し、99人が死亡、311人が怪我を負ったとNilar Kyaw氏は言った。
同氏はまた、バイク関連の犯罪が2018年に51件発生し、これは2件の殺人と43件の強盗を含むものであるとも語った。
更に、2019年の1月から6月までの間に、11件のバイク関連の犯罪が発生し、これは1件の殺人と10件の強盗を含むものであるとも語った。
Nilar Kyaw氏は2018年及び2019年1月から6月までの間に、ヤンゴンのバイク制限区域において、約8000件のバイクを取り締まったと言った。
ヤンゴン地域では、バイクを許容する45の地区が存在し、これはヤンゴン都市発展委員会の管轄外である14の地区を含む。
Nilar Kyaw氏によると、ヤンゴン地域には35万台以上の免許を受けたバイクが存在するとのことである。
(Myanmar Times 2019年7月12日版 第3面より)