【ミャンマー】バーター貿易導入へ、深刻な外貨不足で

  • 2024年 6月 24日

ミャンマーの軍事政権は深刻な外貨不足に対応するため、バーター貿易を導入する計画だ。

経済団体のミャンマー商工会議所連合会(UMFCCI)は2024年5月28日、貿易業者らに向けた通知を発表した。金銭ではなく物々交換で輸出入取引を行うバーター貿易への移行を求めた。
軍政は、バーター貿易制度への移行に際して、輸出入業者が自ら物品交換に関する契約を取引相手と結ぶように要請した。この制度に移行すると、現在義務付けられている輸出代金の強制両替などの規制が免除される。