ミャンマーの2024年4月輸出は農産品がけん引

  • 2024年 5月 21日

ミャンマー商業省によると、ミャンマーの2024年4月1~26日の輸出額は農産品の伸びがけん引して前年同期比でプラスとなった。最大都市ヤンゴンの港からコメや豆類、トウモロコシなどを出荷する動きが出ている。
商業省の公式統計によると、約1カ月間の業種別の輸出額は農産品が64.3%増の3億5,000万米ドル(約545億円)だった。衣料品やパイプラインを通じた天然ガスが含まれる工業製品は1.0%増の4億5,700万米ドルと横ばいだったが、最大を維持した。
輸出総額は19.2%増の8億8,800万米ドルで、国境経由が減少した一方で海上経由が3割超伸びた。
国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーは、2024年5月9日付の記事で、商業省とミャンマー商工会議所連合会(UMFCCI)が連携し、ヤンゴンの港湾から農産品などの出荷を増やす調整を行っていると伝えた。