1月6日に声明によると、ミャンマー中央銀行(CBM)はミャンマーに登記された企業2社に送金ライセンスを発行し、国境を越えた送金を処理することを許可する。
City Express Myanmar及びMoney Kingが、1月5日に送金ライセンスを付与された。
違法な国境を越えた送金を阻止する目的で発行された同ライセンスは、11月にTop Shine Money Changer &Gold Trading、OK Money、Wakhema Money Changer、Ok Zune、2C2Pに発行されている。
CBMは、送金サービスは海外に住み働いている個人だけが利用できるようにするべきだと述べた。貿易及び仕事目的の送金は、この経路を使用するのではなく正式な銀行を通して行うべきであるとCBMは述べた。
送金ライセンスの資格として、申請者は登記された会社であり、外国為替管理のライセンスを持つ銀行で、正式に稼ぎ課税された最低1億チャットの預金口座を開設しなければならない。
現在、海外で働くミャンマー人の大多数は違法な方法で自国に送金している。しかしこれからは、より安全且つ安価に、ライセンスを持つ銀行及び両替商を介してミャンマーにお金を公式に送金することができるようになる。
送金もより迅速化され、より多くのライセンスが発行されれば、人々はより効率的に海外からミャンマーに送金することができるようになる。
送金ライセンスには多くの申請者がおり、規制を遵守している者にはライセンスが付与されるとCBMの副総裁Soe Min氏は述べた。
昨年10月にミャンマーのカンボウザ銀行(KBZ)とマレーシアに拠点を置く国境間決済プロバイダーTrangloが、KBZ銀行の顧客の口座への直接送金を促進するため送金パートナーシップを締結した。
CBMにより承認された同サービスは、シンガポール、マレーシア、韓国で働くミャンマー市民が、高価で面倒かつリスクのある、従来の非公式な送金手段を使用しなくても、より安価に効率的に自国に送金することを可能にする。
(Myanmar Times 2021年1月8日付オンライン記事より)