食品産業発展支援研究所(FIDSL)は、ISO/IEC 12025証明書を取得した国内で初めての民間研究所となる。
ミャンマー農業ベース食品加工業者及び輸出業者協会(MFPEA)の会長Aye Win氏は、証明書は、国際的な承認のために国内の食品を試験することを許可することによりミャンマーの食品セクターの拡大を支援すると述べた。
「私たちの研究所は、FDA(食品医薬品局)に続いて同証明書を取得した2番目の研究所であり、民間の研究所の中では初めてである」と彼は述べた。
Aye Win氏は、食品産業はミャンマーにとって有望なセクターであり、標準化の目的のため国により多くの研究所を設けることが必要であると述べた。
FIDSL事業は、日本のGGAプログラムの下2012年に開始した。機器の調達のために約10万米ドルの支援を受けた。
研究所は2020年5月に、ミャンマーの国家認定機関(NAB)及び国際認定機関であるシンガポール認定評議会(SAC)による検査及び検証を受けて、初めて国際認識証明書であるISO/IEC 17025:2017を授与された。
「FDAは、他の国際認定研究所の台頭を歓迎する。私たちはこれらを認める」とFDAの副局長Khin Chit氏は述べた。
現在、政府のFDAを含め20の研究所があり、ミャンマーの食品産業を対象としている。
(Myanmar Times 2020年12月18日付オンライン記事より)