ミャンマー政府は国内旅客機の安全対策を発表する

  • 2021年 5月 28日

保健スポーツ省は12月16日に、国内線再開の準備のため航空会社、空港グランドスタッフ及び旅行者が従うべき健康手順を発表した。
政府は国の航空輸送業界及び経済を回復させるための取り組みの一環として同手順を発行したと、ヤンゴン管区公衆衛生局の副局長Tun Myint氏は12月14日に記者会見で語った。
国内便の乗客は、出発日前にCOVID-19検査のために10,000チャットを支払わなければならないと彼は述べた。「同料金は民間航空の発展のために使用される。抗体検査(RDT)キット1つにつき10,000チャットを収集する」と彼は述べた。
乗客はまた、出発の36時間前に健康診断を受け、身分証明書及び6か月以内に取った写真を用意する必要がある。
テストはチャウタダ地区のSule Pagoda Road沿いにあるTourist Burma Building及びミンガラドン地区のAung Mingalar高速バス乗り場の健康センターで9時から15時まで受けることができる。付き人は許可されない。
診断を受ける者はフェイスマスク又はフェイスシールドを着用し、待っている間はソーシャルディスタンスを取り、列に並ぶことを避け、ウイルス陰性証明書を受け取った後は直ちに家に帰らなければならない。また検査結果が陽性の場合、省の規制に従い治療を受けることに同意しなければならない。
機内では、全ての乗客は飛行中フェイスマスク又はフェイスシールドを着用し、客室乗務員からの全ての指示に従い、割り当てられた席にのみ座り、気分が悪くなった場合すぐ乗務員に報告する必要がある。
検査結果が陽性の場合、省の規制に従い治療を受けなければならない。
「ヤンゴンの自宅待機命令下にある地区の乗客は、ホテル又は施設で隔離しなければならない。3日目にPRC検査を受けることができ、検査結果が陰性の場合、隔離を終えることができる」とTun Myint氏は述べた。
「PRC検査が無い場合、7日目にRDTと検査を再び受けることができる。結果が陰性で自宅待機地区又は空港に行く場合、再び隔離しなければならない」。
38度以上の熱がある乗客は、飛行機に乗ることができない。
ヤンゴンの自宅待機命令下にない地区からの旅行者は隔離する必要はないが、36時間前にRDTを受ける必要がある。
目的地に到着した際、旅行者は現地の保健当局の指示及び隔離要件に厳密に従う必要がある。
3月29日以降、着陸する国際線は少なくとも今年末まで欠航している。
(Myanmar Times 2020年12月15日付オンライン記事より)