ピンウールインの不動産の価格の上昇が予測される

  • 2020年 11月 26日

マンダレーのピンウールインの不動産価格は、COVID-19拡大を制御するため4月から5月にかけて外部の者を遮断した丘の中腹の町にも関わらず、安定している。
現地の不動産ブローカーによると、実際、土地の売却は同期間中にも継続されており、先月は再び価格が上昇し始めた。
「土地の大規模プロットの購入に対する関心は横ばいだが、1,500万チャットから3,000万チャットの価格の小規模プロットの市場ははるかに活発になっている。私たちはピンウールインの土地の価格が下落することは予想していない」とKaung Set Hein不動産代理店のブローカーKhin Than氏は述べた。
以前はメイミョーと呼ばれていたピンウールインは風光明媚かつ歴史的な丘の中腹の町で、マンダレーの東部約67キロメートル、標高1,070メートルにある。マンダレーに近接しているため、ピンウールインの不動産価格は近年急速に発展しているマンダレーの価格を追跡する傾向がある。ピンウールインの不動産提示価格は、マンダレーとラショーをつなぐ主要高速道路沿など、土地の面積及び場所に応じて10億チャットにもなる可能性がある。
Khin Than氏は、マンダレーの不動産を購入する余裕がないバイヤーや投資家が、ピンウールインで、最大3,00万チャットの土地プロットが魅力的な選択肢であると感じていると述べた。これらのレベルでは、土地のプロットは通常20×40平方フィート及び60×80平方フィートである。プロットはより広い土地から切り出され、所有者により複数のバイヤーに売却される。
マンダレーの不動産の需要はCOVID-19にも関わらず増加していると、ミャンマー不動産開発協会の会長Tin Maung氏は述べた。
彼は、金利が引き下げられ中国元が対ドルで上昇した結果、パンデミックの中、中国人への1億チャットから3億チャットの不動産価格の売却が増加したと述べた。
「国の経済は低迷しているが、不動産市場は回復している。中央銀行が金利を引き下げた後、より多くの人々が自身のお金を不動産に投資し始めた」とTin Maung氏はいう。
彼はまた、外国人が現地代理人の支援を受け不動産を手に入れていると付け加えた。
(Myanmar Times 2020年7月3日付オンライン記事より)