ミャンマーはCOVID-19をきっかけに、医療、農業、畜産及び漁業、工業団地への投資の誘致に焦点を当てると投資企業管理局の局長Thant Zin Lwin氏は述べた。
「私たちは今年COVID-19を経験してから、これら3つのセクターに投資家の誘致を優先する。例えば医療について、フェイスマスク、個人保護機器及びハンドジェルを製造することができる企業は、承認が優先的に付与される。また、食品の安全性を高めるために農業、肉及び漁業の発展のための投資も必要としている」と彼は述べた。
Thant Zin Lwin氏は、漁業及び農業セクター企業への外国直接投資(FDI)は、ミャンマーへの総FDIのそれぞれ1%と0.5%であると付け加えた。
彼は、工業団地への投資は現地の雇用を創出し、社会的費用及び失業をなくすことを手助けするだろうと付け加えた。「またデジタル技術への新たな投資も導入する」と彼は述べた。
現会計年度の6月23日までのFDIは合計44億米ドルで、ミャンマー投資委員会(MIC)が目標とする58億米ドルに達していない。ミャンマーは前会計年度中、41億米ドルの外国投資を承認した。
それにもかかわらず、合計189の企業がミャンマーでの運営を許可され、結果として8,700人の新たな雇用を創出した。これは先週、店舗の設立又は国内での拡大を許可された14の企業を含んでおり、2億米ドルの外国資本を引き出し、2,500人以上の雇用を創出した。
今のところ、シンガポール、中国及びタイからの投資家が最も多くの資本をミャンマーに向けている。現在まで、合計51か国が12のセクターに投資しており、26.6%が電気、26%が石油及びガス、14%が製造業である。
(Myanmar Times 2020年6月25日付オンライン記事より)