中央銀行は規制遵守期限を2023年まで延長する

  • 2020年 10月 09日

COVID-19を考慮して、ミャンマー中央銀行(CBM)は2017年に公開された国際基準に同セクターをより良く整合させるための4つの指令への遵守に関し、銀行に対して3年間の延長を認めた。
銀行は現在、2023年8月31日までに自己資本比率規制に関する2017年通知第16号、資産分類及びプロビジョニング規制に関する2017年通知第17号、大規模エクスポージャー規制に関する2017年通知第18号、流動性比率要件規制に関する2017年通知第19号を遵守しなければならない。
遵守に関する本来の期限は2020年8月31日であった。
CBMは、同業界がCOVID-19によって引き起こされた景気減速に対応するための措置を講じているとして、銀行を支援するため期限を延長したと述べた。
KBZ銀行のシニアコンサルタントThan Lwin氏は、銀行は長期当座貸越ローンから3年ローンへの転換を含む規制に遵守するため延長を要求したと述べた。
「延長されたタイムラインは銀行にとって良いものである。これをCOVID-19の間に行うことは正しい」と彼は述べた。
銀行は2023年までに規制を遵守するためのタイムラインを設定する義務があり、毎月CBMに進展に関する定期報告を提出しなければならない。
CBMは、各銀行及び業界全体を強化するために発行された規制を遵守するための措置を取り続けるよう現地銀行業界に促した。
(Myanmar Times 2020年4月24日付オンライン記事より)