VMSの設置期限が再び延長された

  • 2020年 3月 17日

ヤンゴン地域水産局の副局長Myint Naing氏によると、漁船の船舶監視システム(VMS)の設置期限は11月1日から2020年1月31日まで延長される。
期限が延長されたのはこれで3回目である。ヤンゴン政府は以前、機器を設置するために9月1日から10月30日までの2か月の猶予期間を設け、その後11月末まで延長した。
「ほとんどの所有者は既にVMSを設置する契約に署名しているが、一部の機器はミャンマーに到着していない。その問題を解決するために政府は再び延長を行った。会社が2020年1月末までにVMSを設置できない場合、その契約を解消し、他の会社との新しい契約に署名するよう指示する予定である」とMyint Naing氏は述べた。
水産局のデータによると、ミャンマーの3,238隻の漁船のうち、2,579隻にVMSが設置されている。残りのうち659隻が設置会社と契約を結んでいるが、残りはまだ契約を結んでいない。
同局は、現地の船舶にVMSを設置するために入札を要求し、6社が入札を獲得した。船舶の所有者は、設置のために6社のいずれかと連絡を取ることができる。
新しいVMSシステムの費用は800米ドルから1,000米ドルで、設置費用は39米ドルから50米ドルミャンマー海洋漁業協会の事務局長であるKyaw Naing氏は述べた。
VMS機器は商業漁業で使用され、規制機関が違法漁業を防止するために漁船の活動を追跡及び監視できるようにする。
システムの設置は、持続可能な漁業に関する欧州連合の基準の下でも必要である。
(Myanmar Times 2019年12月20日版 第7面より)