投資制限の承認を引き上げることができると政府役人は発言

  • 2020年 2月 11日

管区及び州投資委員会は、必要に応じて承認できる最大投資額を引き上げるための申請を行うことができると、高官は発言した。
投資・対外経済関係省の常任書記官Aung Naing Oo氏は、投資が開発のための場合、管区及び州投資委員会は上限の引き上げを要求することができると述べた。
現在、管区及び州投資員会は最大500万米ドル又は60億チャットまでの投資を承認する権限を有する。これ以上の額はミャンマー投資委員会(MIC)の承認を必要とする。
「投資資金の承認に制限はない。最大500万米ドル又は60億チャットの事業投資は管区及び州レベルで承認することができる。投資が巨額の場合、MICの承認が必要となる。しかし、MICは、投資が開発を目的とする場合、これら金額の引き上げを歓迎する」とAung Kyaw Kyaw Oo氏は先週行われたカチン投資フォーラムで述べた。
道路、通信事業といったインフラの開発にはコストがかかるため、巨額の資金調達が必要である。
「道路、橋梁、通信等の事業を誘致する場合、金額は非常に高額になる。通信、道路及び橋梁は開発に不可欠である。一方で、投資額が500万米ドルを超える場合、必要とする金額の承認はMICに提出しなければならない。そのため費用及び時間を含めて困難がある。これが州レベルで実施できれば、開発セクターの業務を減らし合理化できる」とMyanmar Telecom Gateway社の会長Maung Ring La氏は述べた。
投資企業管理局の方針によると、州及び管区はMICに投資に関する関連情報を提出することで投資手続きを監督且つ合理化するための投資委員会を設立する権限を与えられている。
(Myanmar Times 2019年11月21日版 第5面より)