ミャンマー保険協会(MIA)によると、国内生命保険会社4社は外国企業と協力してミャンマーで合弁会社を設立する。
Citizen Business Insurance (CB Insurance)、First National Insurance、Grand Guardian Insurance、Capital Life Insuranceは外国保険会社と合弁会社を設立するとCB Insuranceの社長Thaung Han氏は述べ、CB Insuranceはミャンマーで生命保険サービスを提供する
ためタイに拠点を置くThai Life Insuranceと合弁会社を設立するという。
同開発は、計画財務省(MOPF)が2019年早期に外国保険会社がミャンマーの保険市場で運営することを許可した後に始まった。国内の保険会社はサービスの提供をさらに競争化させるため、外国会社と協力することを奨励されている。
Capital Life Insuranceの社長Yan Paing氏は、「外国保険会社との合弁会社を通して技術的知識及び培われた経験から利益を得ることができる。反対に、外国企業は国内の市場の理解及び流通ネットワークを得ることができる。私たちは取引が成功することを期待する」と述べた。
同時に、他の現地保険会社もまた外国会社と共に働く機会を模索している。「私たちは国際保険会社と合弁を組むことに関心を持っており、いくつかの企業と協議している」とGlobal World InsuranceのダイレクターSoe Win Thant氏は述べた。
外国保険会社はミャンマーでの運営にあたり、2つの選択肢を与えられている。100%子会社か現地保険会社との合弁かである。外国非生命保険会社は、合弁会社でのみ運営することができる。
2019年4月、AIA Company、Chubb Tempest Reinsurance、Dai-ichi Life Insurance Company、Manufactures Life Insurance、Prudential Hong Kongは国内の生命保険市場で運営するための許可を与えられた。
2013年以来、現地保険会社11社が運営のための許可を与えられ、外国保険会社14社が30の駐在員事務所を設立した。2019年までに、特別経済特区であるティラワで非生命保険ビジネスの運営の許可を与えられた日系3社-Tokio Marine & Nichido Fire Insurance、Sompo Japan Insurance、Mitsui Sumitomo Insurance-を除き、国内での事業の実施を許可された会社はない。
Swiss Re Sigmaによると、ミャンマーにおける2015年の非生命保険の普及率は0.07%、生命保険は0.01%程度であり、結果市場への普及率は総合で0.08%と1%以下であった。
(Myanmar Times 2019年4月29日版 第4面より)