WavePayアプリは100万人以上の利用者に到達する

  • 2021年 4月 26日

Wave Moneyのモバイル決済アプリWavePayは、月間利用者数が110万人を超え、送金額は9か月で60億米ドル近くに達した。
Wave Moneyの送金額は今年の最初の9カ月で59億米ドルに達し、1月以降162%の平均成長率を示している。
これには、主にCOVID-19基金から政府に代わって地方利用者に送金された1,300万米ドル以上が含まれている。3月以降、縫製労働者、公務員、農家を含む数十万人の社会的弱者の人たちがWavePayを使用して緊急資金をデジタルで受け取っている。
Wave MoneyのCEO Brad Jones氏は、同数字はミャンマーでのモバイルマネー及びデジタル決済モードの急速な採用を示す前向きな指標であると述べた。
「モバイル決済の利用は、便利で安全、安全な現金送金、迅速かつ容易な決済、そして特に銀行口座を保有していない人の中での広範な金融サービスへのアクセス等、人々は多くの利点を享受できるためパンデミック後も急激に増加し続けるだろう」とJones氏は述べた。
加えて、Wave Moneyは1月から9月に代理店への手数料として4,600万米ドルを支払った。
2019年の国家産業報告書GSMAで、顧客はより頻繁にモバイルマネーアカウントを日常の活動の一部として使用していると強調した。昨年末時点では、約3億7,200万アカウントのうち35.8%が90日ベースでアクティブだった。アクティブなモバイルマネーアカウントは、30日又は90日のいずれかの期間中に最低1つの取引を実施するために使用されたアカウントと定義されている。
報告書によると30日と90日間ベースのアクティブのギャップは縮小しており、90日間利用アカウントの70%が月ベースでアクティブになっている。
GSMAは、2025年までに月間モバイルマネー顧客アカウント数は、昨年の90日間のアカウントのレベルである3億7,000万人を超えると予測している。
(Myanmar Times 2020年10月31日付オンライン記事より)