フェイスマスクの取引業者は値段の高騰を回避するために円滑な物流フローを要求する

  • 2021年 2月 26日

商業省は、基礎食品、医薬品及び医療用品の高値での販売を管理及び検査するとThan Myint商業省大臣は述べた。
同省は9月13日に、COVID-19期間の当該製品の価格の不必要な高騰に対して警告した。Than Mtint氏は、消費者局は基本的物資の販売の検査を行い、商品の価格を釣り上げているベンダーに対して必須供給品及びサービス法に従い措置を講じると述べた。
3月に、商業省は基本的物資、医薬品及び医療用品の値上げを禁止した。
消費者局はまた、中国から輸入された通常品質のフェイスマスクの価格を上げず、適切な価格で流通するよう事業者に促した。中国産のフェイスマスクの需要は、現地での感染症例が指数関数的に増加し始めた8月下旬から急激に増加している。
しかし取引業者は政府に対し、中国産のフェイスマスクの大半が国境から輸入されているため、価格をより安定させるためミャンマーと中国の国境での輸送の制限を緩和すべきであると述べた。
「現在、国境での制限及び遅延の結果による需要と供給の不均一が理由で、フェイスマスクの価格は変動している」とヤンゴンでマスクを販売しているAye Kyaw氏は述べた。
ムセから供給される船で運ばれるマスクも、ヤンゴン及びマンダレーに優先的に供給される。これら管区に運ぶことは難しいため、マスクは通常よりも高くなるとムセの貿易業者Ye Aung Kyaw氏は述べた。
「ヤンゴンのフェイスマスクの価格は、中国からの輸送に依存している」とヤンゴンのThan Htike Aung氏は述べた。彼はまた、輸入及び物流の問題が価格の高騰に関連しているとして、貿易業者は価格の安定のためより円滑な物流手続きを必要としていると付け加えた。
一方、ミャンマー米連盟はコメ事業者に対し、米はミャンマーの基礎食品であるため米の価格を上げないようにという省の警告に従うよう促した。
同様に、ミャンマー食用油取引業者協会は取引業者に対し適切な価格で販売するよう、また消費者に対しパニック買いを避けるよう促した。
一般的に、基本的物資の価格は物流及び輸送の制限によりここ数カ月で高騰しており、消費者局は価格が高騰している商品の検査をより頻繁に行う予定である。
(Myanmar Times 2020年9月14日付オンライン記事より)