シンガポールのソブリン・ウエルス・ファンドのGIC Pvt Ltd (GIC)及びノルウェーの未公開株式会社Norfundは、大実業家であるSerge Pun氏が率いるYoma銀行の相当数の株式を購入した。
同社の情報筋によると、GIC及びNorfundは最新の資金調達でYoma銀行の30%の株式を1,300億チャット(8,900万米ドル)で購入する予定である。
Yoma銀行は国際金融公社(IFC)が500万米ドルの融資を5%の株式保有に変換する決定をした後、昨年ミャンマーで初の外国の利害関係者がいる銀行となった。
取引が完了した後、IFCは約4%の金利を持ち、NorfundとGICはそれぞれ10%と20%の所有権を持つとミャンマータイムズは理解している。
「新たな投資家の導入を掲示することで、私たちはミャンマーで最も資本化された現地銀行となる」とYoma銀行の最高経営責任者Dean Cleland氏はBloombergに語った。
GICは多くの異なる事業を運営しているため、地域全体における彼らの経験はそこから出るための最良のことの一つであると彼は付け加えた。
これは、Punグループの会社に対する最新の主要外国投資であることを示す。
2019年11月に、フィリピンの複合企業Ayala Corpは総額23,800万米ドルでSerge Punの上場会社2社の株式20%を購入した。不動産、通信、エネルギー及びインフラストラクチャーへの投資を行うAyalaは、シンガポール上場のYoma Strategic Holdings、ヤンゴン上場のFirst Myanmar Investment (FMI)の株式を取得し、双方とも2番目に大きい株主となる。
Ayalaとの取引は、ミャンマーの証券委員会が7月にミャンマー以外の個人及び企業が最大35%上場企業の株式を購入することが許可されると発表して以来、ヤンゴン証券取引所に上場している企業への初の主要外国投資であることを表している。
ヤンゴン不動産市場への過度のエクスポージャーと主力投資であるYoma Centralの遅延による圧力を受けているPun社は、新たな資本の誘致を必要としていたとアナリストはいう。
Yomaグループは、ミャンマーに焦点を当てた企業による社債市場への最初の進出において、タイの機関の投資家から2019年初期に7,000万米ドルを調達した。
FMIは常時ミャンマーで最も透明性がある企業の中にランクインしており、Pwint Thit Sa報告書で企業104社の中で2番目に高い透明性のスコアを獲得している。
Yoma銀行は1993年に設立され、3,000人以上の従業員を抱えミャンマー全国に80の支店を持つ。同銀行はまた携帯電話を通じた金融サービスを提供するため、Telenor Myanmarとの合弁企業であるWave Moneyを運営している。
(Myanmar Times 2020年1月30日版 第4面より)