自動車会社のスズキ・ミャンマー・モーター社は現地車両ラインアップのうち4モデルに対する新しい分割払いプランを発表した。この新プランはCo-operative Bank Public社(CB銀行)と共同で提供されている。
CB銀行及びスズキ・ミャンマー・モーター社は、11月7日にヤンゴンにあるCB銀行本部でプランの合意書に署名した。019年11月からスズキのCiaz、Ertiga、Swift GL、Swift GLXモデルを新プランで購入できる。
「スズキ車が11月からCB銀行からの資金で購入できるようになった。顧客は20%の頭金を支払い、その後毎月残高を支払うことにより、車両を購入することを選択できるようになった。これに加えて、新しい資金調達スキームには、GGI Insuranceが提供する車両保険も含まれる。銀行の目的は、消費者向けの新しい金融サービスを促進することであり、これはその一環である」と、CB銀行の取締役であるThein Zaw Tun氏は述べている。
新プランの下で利用可能なスズキの車種はそれぞれ、2,700万ミャンマーチャットのCiazセダン、2,720万ミャンマーチャットのErtiga mpv、2,090万ミャンマーチャット及び2,410万ミャンマーチャットのSuzuki Swift GL及びGLXハッチバックである。
頭金は車体料金の20%又は25パーセントになるとThein Zaw Tunは言う。
「購入者の便宜のために我々は返済期間を最長7年まで提示している。本協力は銀行顧客及びスズキの顧客にとって有益なものだと信じている」と、スズキ・ミャンマー・モーター社の取締役である浅野圭一氏は述べた。
同プランの下で自動車を購入したい者はパスポート写真、国民IDカード、住民票の写し、居住区及び警察署の推薦書の原本と共にCB銀行を通じて申請する必要がある。
雇用されている申請者は勤務先の人事部からの推薦状、3ヶ月の給与明細書、6ヶ月以上の銀行口座履歴の提出も求められる。
自営業者は事業ライセンス又は会社登録証明書類、2年間の財務諸表及び納税証明書、6ヶ月以上の銀行口座履歴、事業写真の提出を求められる。
この新プランは自動車、住宅、消費財の分割払い計画などの金融商品の範囲を広げるための現地銀行からの最新サービスの一つである。
(Myanmar Times 2019年11月14日版 第5面より)