教員の昇進及び異動に関与し、賄賂を受け取る公務員の数が減少していると基本教育局長が発表した。
同局副局長のYe Lin Myint氏は、違法行為を抑制する努力の一環として、昇進する教師のリストを文部省のウェブサイトに掲載していることを説明した。
5月15日(水)にネピドーで開かれた記者会見において、「昇進や異動と引き換えに、教師から金銭を受け取る公務員は減少している」と同氏は述べた。
同局長のKo Lay Win氏は、汚職の報告があれば同局は措置を講じると述べた。
「私たちは汚職に対して対応するが、その頻度は下がっている」と話した。
彼は更に汚職の報告を厳重に取り扱い、警察及び汚職防止委員会へ送ると言う。
また、「苦情を受け付けた場合、私たちは速やかに調査し、翌日には策を講じる構えである」と続けた。
収賄で起訴された任命事務官の事件を挙げ、この事件の対応は警察に委ねられ、任命は執行されなかったと彼は説明した。
しかし、Ye Lin Myint氏は、欠員に見合う能力を持つ人材がいない場合、ウェブサイト上のリストを見送ることがあると補足した。
(Myanmar Times 2019年5月17日版 第5面より)